〇工事中は、昼間(9時~17時)に交通規制を行います。
〇交通誘導を配置いたしますが、通行の際にはご注意ください。
〇混雑が予想されます。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
札幌市の管路施設は、大正15年から整備しており、管路延長は約8,300kmにも及びます。
現在、これら施設の老朽化が進行していることから、施設の改築を計画的に行っています。
改築する方法には、「開削工法」と「更生工法」があります。
「開削工法」は新しい管路を埋設し、「更生工法」は既設管の内側に新たな管体を生成します。
工事では、道路を掘削することなく施工することができる「更生工法」のうち、「ダンビー工法」を採用しています。
ダンビー工法は、既設管きょ内面上部にスペーサーを設置し、硬質塩化ビニル樹脂製の帯板(ストリップ)を
マンホールから送り込み、管の内面にスパイラル状に巻き立て、最後にストリップ管と既設管きょとの空隙に充てん材を
注入することで、既設管きょと更生部材と一体となった更生管(複合管)を生成します。
工事は、大きく以下の順序で行います。
① 既設管の洗浄 ⇒ ② スペーサー取り付け ⇒ ③ 製 管 ⇒ ④ 充てん材注入 ⇒(工事竣功)
【 ② スペーサー取り付け 】
〇スペーサー取り付けは、内径900mmから1000mmの管の中に入って作業を行います。
〇11月上旬、「② スペーサー取り付け」は完了しました。
【 ④ 充てん材注入 】
〇12月上旬に充てん材の注入を行いました。
〇写真は、地上で練り上げた充填材を注入ホースを通して、既設管と新たな更生管の隙間に注入している状況です。
〇最後に、マンホールとの接続部分の仕上げを行い完成となります。
〇写真の上が施工前の既設管内の状況で、下が施工後の状況です。
【 施 工 前 】
工事完了のお知らせ
〇工事は事故なく無事に終えることができました。
〇12月17日(金)に工事看板を撤去しました。
〇現在は、しゅん功に向け書類の整理を行っています。
〇工事期間中、皆さまには大変ご御迷惑をお掛け致しました。
ご協力、誠にありがとうございました。